子供の頃から
運動会の季節になると
この歌が自然と口ずさむ♪
清川のおばあちゃんがいつも 梅の花の頃になると歌ってくれた歌。
子供の頃から 運動会について行く の フレーズが
大好きで なんだか この歌を口ずさむと
元気がムクムクと湧いてきます。(笑)
梅ぼしの歌
二月三月花ざかり、
うぐひす鳴いた春の日の
たのしい時もゆめのうち。
五月六月実がなれば、
枝からふるひおとされて、
きんじょの町へ持出され、何升何合はかり売。
もとよりすっぱいこのからだ、
しほにつかってからくなり、
しそにそまって赤くなり、
七月八月あついころ、
三日三ばんの土用ぼし、
思へばつらいことばかり、
それもよのため、人のため。
しわはよってもわかい気で、
小さい君らのなかま入、
うんどう会にもついて行く。
ましていくさのその時は、
なくてはならぬこのわたし。
(明治43年)発行の『尋常小学読本 巻五』