10月11日、12日 と ここ和歌山県に 全国から約50名の皆様が集ってくれました。

2日目は、てらがき農園 体験ツアーに ご参加下り

急遽、農園がある村の氏神様にお参りしてくださる事になりました。

西岩代八幡神社さんで ご住職が祝詞をあげてくださり、皆様でお参りをしてくれました。

この神社の神様は、病気を治してくださる技をもっておられる神様だと教えて下さり

ふと 子供の頃を思い出していました。

 

「ここの神社は、

ありがたい神さんなんやで~ 昔は、遠くからお参りに来てたんや」

子供の頃からおばあちゃん達から そう聞いていて

祖母達が よく 誰かの為にと お百度参りをしていたので

 

私も、お百度参りをしようと 小学生2年生の頃に チャレンジしました。

 

ここの お百度石が遠くて 足が不自由な私は、とても時間がかかります。

歩くと痛いので 今みたいに素早く歩けません。

 

一歩 一歩 ゆっくり ゆっくり

朝早くから始めたものの

夜、日が暮れて 辺りが真っ暗になっても  まだ終わりません。

やっと お参りを終えて 家に帰ると

私が夜になっても帰って来ないから

ご近所の皆さんと一緒に 村中を探してくれていて

大騒ぎになっていました。 (-_-;)

 

まさか、森の中の真っ暗な神社に居るとは思わず

父にどえらく 叱られたのを思い出してました。

 

その時の私の願いは、

「身体が不自由でも お役に立てる人間にしてください。」 と 願っていたのです。

 

でも、今思えば なぜ

小学2年生の私が そんなお願いをしていたのか?

 

それは、祖母達が ちょくちょく

四国でお遍路に行って

亡くなったご先祖様の話をしてくれていて

「子供の頃から 一人は、目が不自由、一人は足が不自由で、大きくなっても働けないから 家族を守る為に、

口減らしに 二人で四国をお遍路しながら亡くなったんや 貧乏で食べさせてあげるご飯も無ったからなぁ~ 」 と

聞かされていたからでした。

 

祖母達は、その人達のお蔭で

今の生活があるんやで~と 感謝の話をしてくれているのだが・・・。

 

小学2年生の私は、

私も足が不自由やから 口減らしに家族を守る為に どこかにいかなあかん と

相変わらず 貧乏なので (苦笑)

とても とても 心配していたのです。

そんな恐怖が私には いつもあったのです。

 

なので 暇を見つけては、氏神様に お参りをしては、

そこにある大きな木 宮爺い(みやじい)勝手にそう呼んでいる。

お母ちゃん達と一緒に 今の家においてほしいんや

どこにも行きたないんや

でも、どうやったら ええんやろか?

 

宮爺い に相談していました。

何もしゃべって くれへんけど (笑)

 

そんな不安な気持ちは、 誰にも言えず

高校生になっても お百度を参りをしている ちょっと変わった子でした。(笑)

 

でも今は、その不安はありません

高松のご住職に出会って

又 周りの多くの方達に支えて頂き

そんな不安も

妄想の中に生きている自分だと 気付かせてもらい

現実をどう見るか?

どんな状況の中でも 実践していく事で 変化が現れ

世の為、人の為につくし

自らも幸せに満ちた人生をあゆんでいく事が出来る

そう日々教えていただきながら

恐怖心からのお参りから

感謝へのお参りに変わっていた事を

改めて 今回、来てくださった事で 気づかせていただきました。

 

自分の人生はすべて 自分に必要な事しか起こっていない

出会いで人生が変わる事を 体験させていただいています。

翌日、西岩代八幡神社さんに お礼参りに

子供の頃から 聞いてくれていた 宮爺いに

感謝の報告に

あることがたし

ご住職、皆様 西岩代八幡神社さんに お参りしてくださって

ほんまに おおきに