苦しい

痛い

根性

やり通さなければ

 

そんな感情の中に ふと 気が付くと

子供の頃からのクセで 戻ってしまっている時がある

ここ最近ずーと 聞こえているのに

自分の身体の声を スルーしていた。

まだ 大丈夫だと・・・。

まだ出来る 気合が足らないからだと

 

プチっと 身体の中から

とても大きく聞こえた。

それは、自分の膝の靭帯を痛めた音だった。

こんなに頑張っているのに

なぜ?

まだ そんな事を考えていた。

 

辛い、苦しい、根性で 何とかしないと

身体がしんどいから イラっとくる

いつもは、気にならない会話に カチンっとくる

そんな世界に自分がいた。

 

 

お友達が隣でつぶやいていた言葉

「私は、天の意思のもとで 働きます。」

 

急に涙が出てきた。

 

身体をさすりながら

ごめんなさい。

ありがとう。

痛かったね。

しんどかったね。

よくがんばったね。

そう言いながら 身体に声をかけた。

 

身体の中から やっと何かが溶けた。

自分を信じていなかった事に

やっと気がづいた。

 

「私は、天の意思のもとで 働きます。」

その言葉を聞くと 涙があふれ出る。

なぜか感謝の気持ちいっぱいになる。

 

長かった。

やっと自分に戻る事ができた。

ありがとうございます。