心と身体を整える梅を作りたい! てらがき農園 うめこ です。

先日、山内鮮魚店さんの 山ちゃんに アテンドしていただき  岩手県 一関市にある

京屋染物店さんの 蜂谷淳平さんのお店を見学させていただく機会がありました。

2016.05.2101

 

想いを染める そんな言葉がぴったりで 約1時間半ほどの見学の最中に 目頭が熱くなって、涙をこらえるのが 大変でした。

染物をこんなに愛おしく思ったこともありません。

 

作業をされている会社のスタッフさんは 皆さん このお仕事が好きなんやなぁ~

ほんま楽しそうに 各々が 担っている作業の説明をしてくれます。

2016.05.2103

 

以前に他店様の現場見学の時には よく似た作業を見学させていただいたけど そんなに気持ちが動かなかったのに 何故 今回はこんなにも 感動したのか?

あれからずーーと 考えていた。

 

スタッフさんは、言葉を飾らず、

そのまんまで そのまんまを 一生懸命 伝えようとしている

その 一生懸命さが どのスタッフさんからの説明からも 感じられ

それが その場に寄せていただいている私達を大切に迎えてくれている と

うれしくなりました。

 

2016.05.2102

 

染物をオーダーされるお客様にも

1点 一点  大切に作られているのだなぁ~

なぜか その様子が 想像できるほど  ビンビンと 伝わってくるのです。

 

お祭りの時の 半纏や法被など

昔からの地域 地域のしきたりを 継承するお手伝いをしながら

伝え残していく作業も 大切されていて

只、半纏を作るのではなく 作業の勧め方の一つ ひとつにも

愛があるのです。

 

ぼろぼろの半纏や 法被から

その地域の方の想いを汲み取りながら

その思いを 一緒に染め上げ 仕上げていっている そんな気がします。

 

手間暇が掛かるから やらないのでは 無く、

手間暇が掛かるから 大切な思いを汲み出していく作業なんだと

その汲みだし作業に時間を掛けて はしょる事なく 仕上げていく

そんな中から出来上がった 品物は、 只の品物ではなく

大切な身内のような 宝物になっている。

古いしきたりを 今に 何代も繋いでいけている事を 敬い そのお手伝いをする。

そこにある品物達は とても 燐としていて 誇らしげに見えました。

 

淳平さん ありがとうございました。 良い勉強をさせていただきました。

大切な事を 教えていただいた 会社訪問でした。

 

” お客様の想いも 染める ”  そんな言葉が ぴったりの

京屋染物店さん でした。

おおきに