心と身体を整える梅を作りたい! てらがき農園 うめこです。

スローフードについて お友達と語っていた。

お友達がイタリア旅行の話をしてくれた。

イタリアのお友達のその町の人達は、その土地で収穫される野菜や果物を使っていろんな飲み物や保存食に仕込んでいる。

自分達が口にするものを自分達で作る事が当たり前のように その町の人達は自家で作っていた。

手作りのワインやソース類をお互いに持ち寄って ホームパーテイーをしたり、食事に対する想いが とてもいとおしく食事の時間がとっても豊かだと

その話を聞きながら 良く似た光景を思い出していた。

子供の頃、 よくご近所のおばあちゃん達が集まって お漬物自慢があった。

各々の家庭で漬けたお漬物を持ち寄っては、縁側に座って お茶とお漬物を おしゃべりしながら つまんでいる光景を思い出す。

それはイタリアのお友達の話でいうところの ホームパーテイー なんだろう。(笑)

お漬物をつまみながらも 楽しそうな笑い声が聞こえていた。その時間は、今から思えばとても豊かな時間だ。かって日本では、そうやって保存食 梅干し、お味噌、漬物など 自家でどこの家でも作っていた。

いつしか食文化は廃れ お店に行けばなんんでも手に入る。 でも同じ味で 各々の味ではなくなってしまった。

それだけ 忙しい毎日になってしまったから 仕方がないと言えば仕方がないのだろうが・・・。

すべてを手作りするのは困難だけど、

これだけは、我家の味があるから 譲れないのよ! と 梅仕事が家族の年間行事になつていると お客様からいただいたお便りに

梅干しって 究極のスローフードなんやなぁ~と教えて貰った。

豊かな時間の感じ方は、各々違うけれど 生きるって事は 食べるって事で。

食べる事をおろそかにしている事の代償は、いろんな症状で後々に現れているように思う。

未病の間に、早くその事に気づくキッカケがあればと

病気と診断されてからは、とても長い道のりになるのだから・・・・。

イタリアの話から縁側のおばあちゃん達の 漬物自慢、最後は病気の話まで

お土産をいただきながら スローフードについて熱く語ってました。

はて?イタリアのお土産が なぜ小龍包なのかが いまだわからないのですが、、、。(笑)

2016.08.22

山清さんの つぶマスタードが良く合いました。

おおきに

無農薬・自然栽培 てらがき農園